三浦龍司が日本人トップ2位 自己新13分48秒90マーク/男子5000

関東学生対校選手権の男子1部5000メートルでフィニッシュラインを駆け抜ける順大・三浦(ゼッケン4)(撮影・上田悠太)

<陸上:関東学生対校選手権>◇最終日◇23日◇相模原ギオンスタジアム◇男子5000メートル(1部)

男子3000メートル障害日本記録保持者の三浦龍司(順大2年)が13分48秒90の自己新で2位になった。13分39秒92だったサムソン・ディランゴ(流経大1年)に続き、日本勢ではトップだった。一気にギアを入れ変えたのは、残り200メートル。今季、切れ味を増しているラストスパートで千明龍之佑(早大4年)を0秒42差で振り切った。

三浦は「日本人の中で勝ちきりたかった。久しぶりの5000にしてはよかった」。今大会では1500メートルと5000メートルで自己記録を更新した。男子3000メートル障害では東京五輪の参加標準記録を突破しており、日本選手権で3位以内に入れば代表に決まる。19歳は「オリンピックへのプレッシャーを乗り越えて、このレースができたのはよかった」。より自信を深めて日本選手権へと向かう。