3段跳び学生初17m台! 伊藤陸17年ぶり更新に「今日は絶対いけると」

伊藤陸(2020年9月6日撮影)

<陸上:日本学生対校選手権>◇19日◇第3日◇埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場◇男子3段跳び決勝

伊藤陸(20=近大高専)が、学生で初めて17メートル台を出した。17メートル00(追い風1・3メートル)で、17年ぶりに学生記録を更新し、走り幅跳びと2冠を達成した。伊藤は「1回目はすごく緊張して、ビビりました。でも、今日は絶対いけると思った」。自信を持って飛んだ4回目のジャンプだった。

日本歴代3位の好記録だ。今後、山下訓史が86年に打ち立てた17メートル15の日本記録更新も視野に入ってくる。30年以上も破られていない記録に、1歩近づく形の大台の17メートルについては「順調にいけば、17メートルは2、3年後かなと考えていた。ちょっと早いんですけど」と照れた。