「高校生日本人最速」仙台育英・米沢奈々香主将、来春に名城大に進学

1区で力走する仙台育英・米沢(左)(撮影・山田愛斗)

<全国高校駅伝:女子>◇5区間(21・0975キロ)◇26日◇京都市・たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着

仙台育英(宮城)陸上競技部(長距離)の米沢奈々香主将(3年)が来春、名城大(愛知)に進学することが26日、分かった。

同大は全日本大学女子駅伝で5連覇中の強豪。「高校生日本人最速」の米沢は、即戦力として期待がかかる。

絶対的エースだ。米沢は1年時から仙台育英の主力に定着。今夏の全国高校総体では1500メートル2位、3000メートル3位と、いずれも日本人トップの好成績を収めた。また、今月の5000メートル記録会では高校歴代6位の15分31秒33をマーク。この日、京都で開催された全国高校駅伝では1区を19分15秒で走り、区間賞で2年ぶり5度目の優勝に貢献した。

また、仙台育英の山中菜摘(3年)が、東京五輪1万メートル7位入賞の広中璃梨佳(21)、同マラソン代表の鈴木亜由子(30)らが所属する日本郵政グループに入社が内定したことも分かった。