110m障害五輪代表の金井大旺がミズノ退社 歯科医目指し日本歯科大進学

21年8月3日 東京五輪男子110メートル障害予選5組、3着で準決勝進出を決めた金井(中央)(撮影・江口和貴)

ミズノは26日、東京オリンピック(五輪)の陸上男子110メートル障害代表の金井大旺(たいおう、26)が31日をもって退社し、歯科医を目指して日本歯科大生命歯学部に進学すると発表した。

ミズノでは2月1日から金井とブランドアンバサダー契約を締結。マネジメントサポートも行い、金井の活動の支援をしていくとしている。金井の希望でミズノが管理・運営する東京都内のスポーツ施設等で定期的に陸上教室も行うという。

金井は北海道・函館の実家が歯科医院で、今シーズン限りで引退して歯科医師の道に進むことを決めていた。東京五輪では日本勢として57年ぶりとなる準決勝進出を果たした。