【東京マラソン】大会新Vのコスゲイ、向かい風なければ「15分を切って走れたと思う」

41キロ過ぎをトップで通過するコスゲイ

<東京マラソン2021>◇6日◇東京都庁~東京駅前・行幸通り(42・195キロ)

女子は、世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)が2時間16分2秒の大会新記録で優勝した。

「エキサイティングなレースだった」と喜びながらも、30キロを過ぎたあたりで向かい風に行く手を阻まれたことについて「それがなければ、2時間15分を切って走れたと思う」と悔やんだ。昨夏の東京オリンピック(五輪)は金メダル候補も暑さに苦しんで銀メダルに終わった。パリ五輪の期待も高まる28歳は「来年もまた参加したい」と意欲を見せた。