不破聖衣来、今季初戦5000mは最下位12位、世界切符かかる5・7日本選手権1万mへ調整中

女子5000メートルで先頭集団が後方に迫る中、走る不破(撮影・足立雅史)

<陸上日本学生個人選手権◇3日目◇17日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚◇女子5000メートルほか

女子1万メートルで日本歴代2位(30分45秒21)の記録を持つ不破聖衣来(せいら=拓大2年)が、今シーズン初戦の5000メートルに出場し、12人中12位の最下位だった。記録は17分30秒45。

序盤から先頭集団に加わることなく、一貫してマイペースで走った。残り2週で先頭集団に周回遅れとなったが、淡々とした様子で完走した。

レースに出るのは、1月の全国都道府県対抗女子駅伝(4区区間賞)以来。3月25日に19歳の誕生日を迎えた日本陸上界の至宝が、3カ月ぶりの実戦。世界選手権(7月・米オレゴン)切符がかかる5月7日の日本選手権1万メートルに向け、調整している。

優勝は山本有真(名城大)で15分49秒19だった。