【陸上】青木涼真3000m障害世界選手権内定「ラスト1000m我慢」2位で標準記録突破

男子3000メートル障害決勝で力走する三浦(左)。右は青木(撮影・垰建太)

<陸上:日本選手権>◇第3日◇11日◇大阪・ヤンマースタジアム長居◇男子3000メートル障害

東京オリンピック(五輪)代表の青木涼真(ホンダ)が、世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表に内定した。

三浦龍司(順大)に独走を許したものの、8分20秒09の2位でフィニッシュした。参加標準記録(8分22秒)を突破。「強気に、とりあえず2000メートルまである程度のペースで入ろうと思った。無理に出ないで、三浦君との差を詰めないでいいと思った。彼を目印として据えて、ペースが間違っていないことは分かっていたので、ラスト1000メートル我慢することを思い描いていた。その通りのレースになった」と納得の表情を見せた。