【世界陸上】女子走り高跳びでウクライナのマフチフが銀メダル「満足。私にとっては金」

女子走り高跳びで準優勝したウクライナのマフチフ(代表撮影)

<陸上:世界選手権>◇第5日◇19日(日本時間20日)◇ユージン(米オレゴン州)・ヘイワードフィールド◇女子走り高跳び決勝

【ユージン(米オレゴン州)=佐藤礼征】女子走り高跳び決勝で東京オリンピック(五輪)銅メダリストのヤロスラワ・マフチフ(20=ウクライナ)が、銀メダルを獲得した。

1位のパターソン(オーストラリア)と2センチ差の2メートル2を記録。ロシアによる侵攻を受ける母国を離れて、調整してきた。「満足。私にとっては金。この(銀)メダルはウクライナの人々にとって重要」と言い切った。男子200メートル準決勝の上山紘輝(住友電工)は20秒48で3組6着、飯塚翔太(ミズノ)は20秒77の1組7着で、ともに決勝に進めなかった。