【世界陸上】35キロ競歩・松永大介、序盤“独歩”も失速 パリ五輪へ「有終の美で飾れるよう」

男子35キロ競歩でスタートする松永大介(代表撮影)

<陸上:世界選手権>◇第10日◇24日◇ユージン(米オレゴン州)・オーツェンスタジアム◇男子35キロ競歩

松永大介(富士通)は2時間33分56秒で26位だった。

序盤は“独歩”とも呼べるスタートで、一時は後続集団に1分以上も差をつける単独走となった。徐々にペースが落ち、15キロ通過時点で約10秒縮められて52秒差、20キロで7秒差。給水所過ぎ、21キロ手前で先頭を譲った。

今大会でメダルを取って「引退しようと思っていた」と、レース後に明かした松永。24年パリ五輪に向けて「最後の2年間、メダルを懸けて頑張りたい。有終の美で飾れるようにしたい」と誓った。