＜第54回全日本大学駅伝＞◇6日◇熱田神宮西門前～伊勢神宮内宮宇治橋前（8区間106・8キロ）

1区（9・5キロ）で初出場の大東大が区間新記録でトップに立った。

スタート直後から青学大の目片将大（4年＝兵庫・須磨学園）が飛び出す。2キロを過ぎた段階で、後続集団と20秒の差をつけるハイペース。大東大のピーター・ワンジル（2年＝仙台育英）が集団から抜け出し、8・2キロを過ぎた時点で、一気に目片を抜き去る。26分58の区間新記録でたすきをつないだ。

2位は首位と10秒差で青学大。3位は首位と15秒差で中大。3連覇を狙う駒大は19秒差の4位スタートとなった。

初の26分台を出した大東大・ワンジルは「楽しいです。今日はいいコンディションでうまく走れました」と話した。