【全日本大学駅伝】創価大が2区でトップ浮上 葛西潤が注目の駒大1年・佐藤圭汰との激闘制す

第54回全日本大学駅伝 スタートする各大学の第1走者たち(撮影・森本幸一)

<第54回全日本大学駅伝>◇6日◇熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間106・8キロ)

各校のエースがそろった2区(11・1キロ)で、初出場の創価大がトップに立った。

1区5位だったが、2・7キロ地点で、創価大の葛西潤(4年=大阪・関西創価)と3連覇を目指す駒大のスーパールーキー、佐藤圭汰(1年=京都・洛南)が、首位・大東大を一気に抜き去った。2人の並走が続いたが、10キロ手前から駒大・佐藤が葛西との差を徐々に付け始める。中継所直前で葛西がラストスパートし、駒大・佐藤をわずかにかわした。

1区で首位と10秒差の2位だった青学大は、白石光星(2年=宮城・東北)がブレーキ。首位と2分11秒差の13位に後退した。

東京オリンピック(五輪)3000メートル障害7位入賞の順天堂大の三浦龍司(3年=京都・洛南)は首位と23秒差の3位に順位を押し上げた。