【箱根駅伝】エントリー選手発表 巻き返し期す青学大は4年生9人 東洋大エース松山和希外れる

東洋大・松山和希(2021年1月2日撮影)

第99回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日、発表された。

前回大会優勝の青学大では、経験豊富、戦力充実の4年生から9人を登録。近藤幸太郎、岸本大紀の2代エースがメンバー入りする中で、主将の宮坂大器(4年)が外れた。出雲駅伝では4位、全日本大学駅伝では3位と優勝を逃し、チームには危機感が募る。巻き返しなるか。

出雲、全日本を制して優勝候補筆頭、大学初の3冠に挑む駒大は、絶対的エースの田沢廉(4年)、ケガの影響が心配された鈴木芽吹(3年)、大物ルーキーの佐藤圭汰(1年)も名を連ねた。

注目選手では、21年連続81回目の出場で復活を期す東洋大のエース松山和希(3年)がメンバー外となった。過去2年連続で2区を走ったチームの軸は、故障で出雲、全日本を回避していた。