【高校駅伝・女子】日大三島30位 下級生中心の発展途上のチーム、来年以降への光が見えた

全国高校駅伝・女子 30位でゴールする日大三島アンカー小沢心羽(撮影・白石智彦)

<全国高校駅伝> ◇25日◇京都・たけびしスタジアム京都発着(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)

初出場の女子・日大三島(静岡)は、1時間13分18秒の30位だった。「1時間12分台」と掲げた目標は達成できなかったが、初出場4校の中では最高位でフィニッシュ。師走の都大路で健闘した。

この日エントリーされた5人の内、3年生はアンカーの5区を務めた小沢心羽(こはね)のみ。4人が下級生と、まだまだ発展途上のチームだ。2区では、大橋友聖(ゆうき、2年)が区間20位となる13分49秒の好タイムをマーク。6人抜きの快走を見せるなど、来年以降への“光り”も見えた。1959年に女子陸上部が誕生してから64年。新たな1歩を刻んだ同校は、大舞台での経験を糧にさらなる成長を目指す。