瀬古利彦リーダー、五輪より記録の新谷仁美に「2時間17分、18分の魅力ある。できれば五輪にも」

左2人目から一山麻緒、新谷仁美、森田香織。左は瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(2022年3月6日撮影)

<陸上:大阪国際女子マラソン>◇29日◇ヤンマーフィールド長居発着(42.195キロ)

日本歴代2位の2時間19分24秒を持つ新谷仁美(34)に、日本陸連副会長でマラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏(66)が異例のお願いをした。

新谷はMGC、パリ五輪よりも日本新記録を優先する考えを表明しているが、瀬古氏は「記録を出していく、これは陸上の基本。リーダーとしてはMGC、五輪も目指してほしい。2時間17分、18分の魅力がある。できれば五輪にも出てほしいな」と話した。