【大阪国際女子マラソン】「膝の皮深くめくれ」転倒の佐藤早也伽、両膝出血のまま走るも涙の棄権

7キロ過ぎ、転倒した佐藤早也伽(左)と岩出玲亜(代表撮影)

<陸上:大阪国際女子マラソン>◇29日◇ヤンマーフィールド長居発着(42・195キロ)

佐藤早也伽(28=積水化学)は、19キロ手前で無念の棄権となった。

7キロ付近で岩出と接触して転倒。両膝から出血しながら走ったが、最後は野口監督に抱きかかえられて、涙のストップ。10月のMGC出場権を持っており、大事をとった形だ。

病院に直行した佐藤は主催者を通じて「転倒してからもまだ頑張って走ろうとしましたが、ひざの皮がかなり深くめくれていて、出血もあり、痛みに耐えられなくなっていきました。いい準備ができていて調子もよく、余裕があっただけに、非常に悔しいので、また次に向けて準備したいです」とコメントした。