【陸上】元日本記録保持者の設楽悠太、ホンダ退社を発表「新たな事に挑戦して進化する為」

設楽悠太(2019年9月撮影)

男子マラソン元日本記録保持者(2時間6分11秒)の設楽悠太(31)が23日、3月31日をもってHondaを退社すると自身のSNSで発表した。

設楽は「9年間在籍させていただき、これまで多くの記録に挑戦できたのはファンの皆様の温かい応援とサポートしてくださったスタッフの方々のおかげだと思います。多くの挑戦を与えてくれたチームには感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の思いをつづった。

そして「まだやりたい事、叶えたい事がある中で新たな事に挑戦して自分自身が進化する為に決断しました」と、今後は所属先が決まるまでフリーで現役を続行する。

設楽悠は兄、啓太(日立物流)との双子ランナーで東洋大時代に箱根駅伝で大活躍。社会人となってからも積極的なレース展開を持ち味とし、日本長距離界をけん引してきた。