【陸上】三浦龍司、関東インカレ1部5000m2連覇「臨機応変なレース」3000m障害へ弾み

陸上関東インカレ男子1部5000メートル決勝 優勝を飾り、バックスタンドへ視線を向ける順大・三浦(撮影・藤塚大輔)

<陸上:関東インカレ>◇第4日◇14日◇相模原ギオンスタジアム◇男子1部5000メートル

陸上の関東インカレが14日、相模原ギオンスタジアムで最終日を迎え、21年東京五輪代表の順大・三浦龍司(4年)が男子1部5000メートルで2連覇を達成した。雨の中、13分45秒52をマーク。3000メートル障害の今季初戦となるセイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜(21日、日産スタジアム)へ弾みをつけた。

今季はここまで、終盤に競り負ける試合が目立ち「どうにかしないと」と焦っていた。ただ、上位につけていた4000メートル過ぎで「勝負に徹するべき」と判断。残り200メートルで先頭に立ち、逃げ切った。「臨機応変なレース運びができた」と笑顔でうなずいた。

本職の3000メートル障害にも「本来の動きに近づいてきた」と好感触。今季の目標は8月の世界選手権(ブダペスト)での入賞。「世界で戦うことにブレはない。今日の結果をつなげていきたい」と力を込めた。

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