【陸上】大迫傑、7年ぶり5000m出場も途中棄権 じりじり離され残り3周で自らストップ

日本陸上競技選手権大会 男子5000メートルで途中棄権し、ゼッケンを外す大迫傑(撮影・藤尾明華)

<陸上:日本選手権>◇第1日◇1日◇大阪・ヤンマースタジアム長居◇男子5000メートル

21年東京オリンピック(五輪)男子マラソンで6位入賞の大迫傑(32=ナイキ)が16年以来、7年ぶりに5000メートルに出場した。

スタートから集団の後方でレースを展開。途中から雨が降り出す中で、先頭からじりじりと離された。最後は残り3周付近で自らレースをストップして、途中棄権となった。取材エリアでは無言だった

大迫は東京五輪後に現役を退いたものの、昨年2月に復帰を表明した。今年3月には東京マラソンに出場し、2時間6分13秒をマーク。24年パリ五輪の代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得ている。