【陸上】日本記録保持者の福部真子が予選でいきなり12秒台で準決勝進出 女子100m障害

日本陸上競技選手権大会 女子100メートル障害 12秒99で準決勝進出を決めた福部真子(撮影・藤尾明華)

<陸上:日本選手権>◇第2日◇2日◇大阪・ヤンマースタジアム長居◇女子100メートル障害予選

日本記録12秒73を持つ福部真子(27=日本建設工業)が、予選からいきなり12秒台をたたき出した。

雨が降りしきる中、1組4レーンで登場して、追い風0.4メートルの条件下で12秒99をマーク。予選で唯一の12秒台を記録して、同組1着、全体のトップで午後の準決勝に進出した。

12秒台の記録を持つ寺田明日香、青木益未、田中佑美、清山ちさともそろって準決勝に進出した。

福部は昨年9月に日本記録の12秒73をマーク。世界選手権参加標準記録12秒78を突破している。5月31日の会見では「まとめたレースができれば、結果はついてくる。笑って終わりたい」と意気込みを示していた。

準決勝は午後6時35分にスタート、決勝は3日午後5時15分が予定されている。