【陸上】城山正太郎が初V「ひとつ殻破るきっかけに」3連覇狙った橋岡優輝破る 男子走り幅跳び

日本陸上競技選手権大会 男子走り幅跳び8メートル11で優勝した城山正太郎(撮影・藤尾明華)

<陸上:日本選手権>◇第3日◇3日◇大阪・ヤンマースタジアム長居◇男子走り幅跳び決勝

男子走り幅跳びで日本記録の8メートル40を持つ城山正太郎(28=ゼンリン)が、日本選手権で初優勝を飾った。

5回目までは7メートル82が最高だったが、6回目の跳躍で8メートル11を記録。3連覇を狙った橋岡優輝に5センチ上回り、念願のタイトルをとった。城山は「日本選手権は2位が2回で、とりたいと思ってた」と喜び「ひとつ殻を破るきっかけになった」と手応えを口にした。橋岡は8メートル06で2位。セイコーゴールデングランプリで世界選手権の参加標準記録(8メートル25)を上回る8メートル26を記録していた吉田弘道は、4回目以降に進む上位8人に残らず敗退した。