【箱根駅伝予選会】関東以外の本戦出場ならず 京産大27位が最高、立命館34位、皇学館35位

レース後、選手に声をかける皇学館大の寺田監督(左)(撮影・河野匠)

<第100回箱根駅伝予選会>◇14日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)

第100回記念のため史上初めて全国の大学に参加が認められたが、関東以外の大学は本大会出場はならなかった。13位以内に入れず、最高位は、関西地区から出場した京都産業大(京産大)の27位(10時間54分22秒)。トップ大東文化大(10時間33分39秒)との差は約21分、13位山梨学院大(10時間39分47秒)とは約15分の差だった。

今月9日の出雲駅伝で15位だった立命館大(関西地区)は、11時間5分23秒で34位。同大学の田中コーチは「これだけ大勢の方に声援をもらいながら走れる大会はない。選手はベストを尽くしてくれた。それでもこれだけ差がつく。今後、頑張らないといけない。全日本(駅伝)とかでも戦うけれど、同じような大学さんとハーフの真剣勝負。ハーフというのもあるけれど、言い訳にならないぐらいの差がある。ここでどう感じるか。真剣勝負だからこそ、感じられることがあったと思います」と受け止めた。

出雲駅伝で過去最高の12位に入った中国四国地区の環太平洋大は45位。今年7月から国学院大時代に4年連続箱根駅伝出走の寺田夏生監督が就任した皇学館大(東海地区)は出雲で18位と奮闘したが、35位に終わった。