【MGC女子】市田美咲が折り返し地点で転倒し腰を打ち付ける 雨で悪条件のレース

国立競技場を一斉にスタートするMGC女子の選手たち(撮影・足立雅史)

<陸上:女子マラソングランドチャンピオンシップ>◇15日◇国立競技場発着(42・195キロ)

鹿屋体育大出身の市田美咲(32=エディオン)が内幸町の折り返し地点で、転倒するアクシデントが発生した。

先頭集団で好走していたが、左足を滑らせ転倒。腰を路面に打ち付け、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。トップグループから離され、14位に後退した。雨の影響で難しいレース展開となっている。

今大会では、男女上位2人が24年パリオリンピック(五輪)マラソン代表に決定。代表枠は男女各3で、残る1枠は12月以降のMGCファイナルチャレンジを経て選出する。当該大会において設定記録を上回る選手がいない場合は、MGCの3位選手が代表に選出される。