【MGC男子】金栗四三から100年…熊本出身の赤崎暁、初の五輪舞台へ「恥じない走りしたい」

MGCでパリ五輪代表に内定した男子マラソンの赤崎

陸上のパリオリンピック(五輪)代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で五輪切符をつかんだ男子2位の赤崎暁(九電工)が初舞台へ気を引き締めた。大会から一夜明けた16日、都内で取材対応。祝福メッセージは返信しきれないほど寄せられたといい「代表になれたことを実感しました」とうなずいた。

赤崎は熊本・大津中1年時に町内マラソンに出場。バレー部員ながら陸上部員全員に勝利したほどの脚力の持ち主で、拓殖大(拓大)時代には箱根駅伝にも出走した。

熊本県勢の五輪マラソン代表は1912年ストックホルム大会、20年アントワープ大会、24年パリ大会に出場した金栗四三以来、100年ぶりとなる。「すごく光栄です。金栗さんに恥じない走りをしたい。100年ぶりに代表になれたので、良い結果を残せるように頑張りたい」と真剣なまなざしをたたえた。

そのためにも、今の自分と厳しく向き合う。MGCでは39キロ手前で小山直城(ホンダ)にスパートを許し、9秒差をつけられた。「自分が反応できなかった。この先、トップクラスの選手と戦う上ではダメだった」。自己記録は2時間9分1秒。「最低でも7分切りはしないと」と自らに言い聞かせるように語り、2時間6分台を第一目標に掲げた。