【東日本実業団駅伝】ロジスティード藤本珠輝、3区区間新樹立!日体大で4年連続箱根出走と活躍

東日本実業団対抗駅伝で走る1区の選手たち(撮影・大友陽平)

<東日本実業団対抗駅伝>◇3日◇埼玉県庁~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(7区間76・9キロ)

ロジスティード(旧日立物流)所属で実業団1年目の藤本珠輝(22=日本体育大)が、3区(16・5キロ)で区間賞を獲得した。

11位でタスキを受けると、6人抜きの快走をみせ、47分33秒の区間新記録を樹立した。従来の区間記録を18秒も短縮。チーム順位を5位へと押し上げ、同じく実業団1年目の四釜峻佑(22=順天堂大)へタスキをつないだ。

藤本は日体大でエースとして活躍した。4年時は右足首などの負傷に苦しんだが、箱根駅伝には4年連続で出走し、今年1月の箱根路では2区区間12位。今春からは日立物流から社名変更したロジスティードへ入社した。

東日本実業団対抗駅伝には36チームが出場。上位12チームに加え、10月15日開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場資格選手を擁するチームは完走を条件に、来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の出場権を獲得できる。