【富士山女子駅伝】名城大6連覇支えた米沢奈々香「うれしい」2年連続の区間賞でチームに勢い

2区米沢(左)にたすきを渡す1区の名城大・柳楽(撮影・河田真司)

<第18回全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)>◇30日◇富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場(7区間43・4キロ)

名城大が史上初の6連覇を達成した。7人中5人が区間賞を獲得し、1区から1度も首位の座を譲らず頂点に立った。これで全日本大学女子駅伝と合わせ、6年連続の2冠達成。地元出身の2区(6・8キロ)米沢奈々香(2年=浜松北浜中、仙台育英高出)が、昨年3区に続く区間賞(20分57秒)を記録し、優勝に貢献した。

トップでタスキを受けた2区米沢が、盤石の走りでチームに勢いをつけた。2年連続の区間賞に「うれしい。今年は万全な状態で、2区の役割を果たせてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。ルーキーで迎えた昨年、右股関節に違和感を覚え、大会直前に2区(6・8キロ)から3区(3・3キロ)にエントリー変更。足に不安を抱えながら常勝軍団の一員としてレースに臨んだ。今年は一転、高低差98メートルの下り坂コースを笑顔で駆け抜けた。

1年ぶりの地元戦。今年から沿道やスタジアムの応援が解禁され、大会は活気にあふれた。「鳥肌が立つほど、すごい応援をもらって力になった」と米沢。地元市民から多くの祝福を受けたアスリートは「来年は3年生として、チームを引っ張る主将をしっかり支えていきたい」と、チームへの自覚と責任を口にした。

北浜中時代には1500メートルで全国優勝。陸上留学した宮城の仙台育英高校では、高校駅伝で2度の全国制覇を成し遂げた。全日本大学女子駅伝(仙台)を含め今回で4度目の大学日本一を経験。来年も常勝軍団で存在感を示しながら、さらなる高みを目指していく。【山口昌久】

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