【女子駅伝】久保凛は12分49秒で区間6位 サッカー日本代表MF久保建英いとこ

レース後、健闘をたたえ合うサッカー日本代表久保建英のいとこ、遠藤蒼依(左)と久保凛(撮影・上田博志)

<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42.195キロ)◇47チーム

昨年の全国総体女子800メートルを1年生で制した久保凛(東大阪大敬愛1年)が、7区(4キロ)で12分49秒(速報値)をマークし、区間6位となった。目標としていた「12分40秒切り」にはわずかに届かなかったが、堂々たる走りでチームに貢献した。

前回大会は出身地の和歌山から出場し、3区(3キロ)でドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)に次ぐ区間2位となっていた。

ただし、大阪府内の高校に進学した今年は、大阪から出場。

レース前には、前回優勝チームの一員となることに「ちょっと緊張はしています」と顔をこわばらせながらも「今の自分の全力を出し切って、次の区間の人に1秒でも早くつなげるように。大阪チームの優勝に貢献できる走りがしたい」と意気込んでいた。

これまで800メートルをメインに走ってきたが、距離については「近畿の高校の駅伝で6キロ走ってるので大丈夫」と自信はあった。

くしくもこの日は、いとこのサッカー日本代表MF久保建英も、アジアカップ(アジア杯)カタール大会初戦の日。次世代の陸上界をけん引する16歳は、大阪を背負って都大路を駆け抜けた。

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