【女子駅伝】ドルーリー朱瑛里「五輪はやっぱり憧れ」田中希実の激走に「私もスタミナが必要」

岡山3区黒田六花(手前)にたすきをつなぐ2区のドルーリー朱瑛里(撮影・上山淳一)

<陸上:第42回全国都道府県対抗女子駅伝(皇后杯)>◇14日◇たけびしスタジアム京都発着(9区間42・195キロ)◇47チーム

岡山のドルーリー朱瑛里(16=津山)は、2区(4キロ)を12分47秒の区間5位と力走した。

大学生や実業団選手も出走した中、高校生トップのタイムをマークしたが「調子も良かったんですけど、レースでは力を出し切れませんでした。1人1人を追いかけて、走りの流れに乗っていけばと思ったが、後半がいまいちでした」と悔しさを募らせた。

同区間では、かねて「憧れ」と語ってきた兵庫の田中希実(24=ニューバランス)も出走。19人抜きで12分11秒をマークし、区間賞を獲得した。「田中さんは今回の走りを見ても、4キロをイーブンくらいでいっていた。私もそのくらいのスタミナが必要ですし、それをキープするためのスピードももっともっと必要になると思う」。日本の女子中長距離界をけん引する8歳先輩の姿を、自分自身と重ね合わせた。

「五輪はやっぱり憧れがあります」とドルーリー。将来に思いをはせつつ、「もっとレベルアップした姿を見せられるよう、この冬しっかりと練習して、また良い結果を残せるように頑張りたいです」と引き締まった表情で意気込んだ。

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