【男子駅伝】長崎・五島南高3年の川原琉人が区間新記録「チームに恩返しできた」

全国男子駅伝 スタートする1区の選手ら。。左から3人目は石川県の奥巳咲(撮影・加藤孝規)

<陸上:第29回全国都道府県対抗男子駅伝(天皇杯)>◇21日◇広島市平和記念公園前発着(7区間=48キロ)◇47チーム

全国高校総体男子5000メートル17位の川原琉人(長崎・五島南高3年)が、1区(7キロ)で区間記録を更新した。ラスト約400メートルからは後ろを何度も確認しながらフィニッシュ。昨年兵庫の長嶋幸宝が記録した19分39秒を8秒上回る19分31秒(速報値)を記録した。

祖父の高弘さんの指導を受けながら二人三脚で練習。昨年の県高校総体の陸上競技男子1500メートル、5000メートルで優勝し、全国高総体北九州地区予選会でも2冠を達成していた。

川原は「支えてくれたチームへの恩返しができて安心している」と安堵(あんど)したように話し「昨年の大会では序盤で自分が出てラスト1キロ持たなかった。今回はラスト1キロに重点を置いてきた」とした。

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