【男子駅伝】駒大・鈴木芽吹が7区区間記録を20年ぶり更新「僕でしっかり締めようと思った」

全国男子駅伝 優勝した長野7区アンカーの鈴木芽吹(撮影・加藤孝規)

<陸上:第29回全国都道府県対抗男子駅伝(天皇杯)>◇21日◇広島市平和記念公園前発着(7区間=48キロ)◇47チーム

今季、駒大主将として大学3大駅伝2勝に導いた鈴木芽吹(4年)が長野代表として7区(13キロ)を36分52秒(速報値)で駆け抜け、04年に大島健太(高知)が記録した37分9秒を大きく更新。20年ぶりに区間記録を塗り替えてチーム3連覇に貢献し、ガッツポーズでゴールテープを切った。

48秒差の首位で走り出し、5・2キロ地点では1分29秒差。フィニッシュ地点では2位に2分以上の差をつける走りを見せた。

大差がついていても攻めのレースをした鈴木は「大会記録を狙えるだけのメンバーだったので、僕のところでしっかり締めようと思って走りました」ときっぱり。

また「高校の時から1回も走れず、何とか学生のうちに走って恩返ししたいと思っていて、そのラストチャンスだったので本当にうれしいです」と笑みをこぼした。

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