【陸上】ドルーリー朱瑛里、体調は万全も「精神面で集中しきれていなかった」反省の13位

女子1500メートルに出場したドルーリー(撮影・藤塚大輔)

<陸上:金栗記念選抜中長距離大会>◇13日◇熊本・えがお健康スタジアム◇女子1500メートル

23年世界選手権女子5000メートル8位入賞の田中希実(24=ニューバランス)が1500メートル2組で4分7秒98を記録し、同組2位、全体2位となった。同じ組で走った昨夏の全国高校総体(インターハイ)1500メートル3位のドルーリー朱瑛里(16=岡山・津山高2年)は4分25秒45で同組9位の全体13位。トラックレースでの初対決は、田中が存在感を示した。

ドルーリーは反省が先に立った。中盤以降で先頭集団から大きく離され、全体13位の4分25秒45だった。「ここ3週間くらいは良い練習が積めていた。体調は万全だったが、精神面で集中しきれていなかった」。田中とは1月の全国都道府県対抗女子駅伝で同じ2区を走ったが、トラックレースでは初対決。「しっかり戦える力はあったと思う。次は自分の走りに集中したい」と成長の糧とする。