【陸上】北口榛花「コンディションをチェック」昨夏メダリスト集結セイコーGGPで現在地確認へ

陸上セイコー・ゴールデングランプリの前日会見に出席した北口(提供:日本陸上競技連盟)

国内外のトップ選手が集う「セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2024東京」(日刊スポーツ新聞社共催)が今日19日、国立競技場で開催される。

18日には同会場で前日会見が行われ、昨夏の世界選手権女子やり投げ金メダルの北口榛花(26=JAL)も出席。今季3戦目では、同選手権銀メダルのルイス・フルタド(33=コロンビア)、同銅メダルのリトル・マッケンジー(27=オーストラリア)らと激突する。すでに内定している今夏のパリオリンピック(五輪)へ、自身の現在地を確認する。

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世界女王の北口は、試行錯誤を重ねている。

今季は4月27日のダイヤモンドリーグ(DL)蘇州大会では62メートル97、今月5日の水戸招待陸上では61メートル83で2連勝。ともに最終6投目で記録を伸ばし、勝負強さを見せたが「不完全燃焼」と納得はいっていない。

昨季は初戦から2試合連続で64メートル台に乗せ、8月の世界選手権で優勝。今オフはさらなる飛躍を目指し、練習拠点とするチェコで助走速度のアップや体力強化に励んできた。

ただ、持ち前の体の柔らかさを十分に生かすことができていないと分析。練習拠点のチェコから来日中のセケラック・コーチへは「コンディション第一でやらせてほしい」と自分の要望を伝えた。「水戸の時よりは少しは良い状態に持ってこられている」と状態は上向き傾向だといい、セイコーGGPへ「今のコンディションをチェックする試合にしたい」と冷静に位置付けている。

“パリ前哨戦”との見方もある今大会には、世界最高峰のスロワーが集結。昨夏の世界選手権銀メダルのフルタドは、12日に66メートル70の南米新記録を樹立した。ただ、北口自身はあくまで五輪本番に照準を定めている。

「もちろん勝てるなら勝ちたいですが、勝負ではなく、自分が満足する投てきや満足のいく動き、体の調子を少しでも感じられるようにしたい。パリでもほとんど同じメンバーで戦うことになるので、勝っても負けても、その時までには勝てるようにしたい」

結果に執着せず、五輪へつながる試合とする。【藤塚大輔】