<陸上:ダイヤモンドリーグ(DL)オスロ>◇30日(日本時間31日)◇ノルウェー◇男子100メートル
陸上男子100メートルで世界選手権2大会連続決勝進出中サニブラウン・ハキーム(25=東レ)が9秒99(追い風0・4メートル)で2位に入り、パリオリンピック(五輪)代表に内定した。
参加標準記録(10秒00)突破で日本陸連の選考基準を満たし、同種目では自身初となる五輪代表入り。200メートルを含めれば、21年東京大会に続いて2大会連続の出場権をつかんだ。
19日のセイコー・ゴールデングランプリ(東京)後に渡欧したサニブラウンは、この日が今季6レース目。好スタートを切り、9秒94のアカニ・シンビネ(南アフリカ)に次ぎ、今季自己ベストで駆け抜けた。21年東京五輪同種目金メダルで10秒03のマルセル・ジェイコブス(イタリア)らにも先着した。
21日にイタリアへ出国した際には、五輪内定条件の10秒00突破へ「出さなかったら五輪に出る意味はない」と決意を込めていた。日本選手権(6月27~30日)の成績や同月末時点の世界ランキング次第でも五輪代表入りが決まる中、標準突破での出場へ「遅かれ早かれ絶対に出る」と自信を示し、その後の初戦でクリアしてみせた。
今季は3月のシーズン初戦で10秒02を記録し、その後も10秒0台を3度マーク。9秒台は昨年8月の世界選手権以来、自身5度目を数えた。パリ五輪では1932年ロサンゼルス大会6位の吉岡隆徳を超える、金メダル獲得を目標に掲げている。
◆男子100メートルのパリ五輪への道 出場枠は最大「3」。6月30日までに参加標準記録(10秒00)を突破した上で日本選手権(6月27~30日)で優勝すれば内定。標準未突破や2位以下の場合でも、同選手権の成績や6月末時点の世界ランキング次第で代表入りとなる。23年世界選手権6位入賞のサニブラウンについては日本選手権の成績にかかわらず、6月末までに参加標準を突破した場合でも内定となる。