【大阪マラソン】解説花田勝彦氏「10秒ほどのロス」先頭集団コース間違える前代未聞アクシデント

両手を広げてゴールする近藤亮太(撮影・白石智彦)

<陸上:大阪マラソン>◇24日◇大阪府庁前-大阪城公園前(42・195キロ)

前代未聞のコースロスが生じた30・5キロの折り返し地点。

初マラソン日本最高記録を出した近藤亮太(25=三菱重工)ら十数人の先頭集団が、大阪・関西万博の公式キャラ「ミャクミャク」が置かれた「折返点」を折り返さず、そのまま約15メートル先にあった撮影機材が置かれた足場を折り返してしまった。

レース後、生中継していたNHKテレビは、その場面を振り返った。

実況アナウンサーが「こういったアクシデントも、マラソンにはありますね」と言うと、解説者・花田勝彦氏(53=早大競走部駅伝監督)は、残念そうにコメントした。

「そうですね…これでやはりね、8~10秒ぐらいロスがありましたから、少しもったいなかったですね」

折り返し地点の映像を確認すると、先導していた白バイ2台のうち、1台は予定通りにUターン。

しかし、コースを誤った先頭集団は、そのまま直進した中継バイクと、もう1台の白バイにつられ、折り返さなかったようだ。

花田氏は、アクシデントが起きた瞬間「あああ…」と真っ先に気づいた。さらに「間違った、間違った。もったいないですね、ちゃんと案内しないとダメですね」と苦言を呈した。

97年世界選手権アテネ大会男子マラソン代表で、福岡国際など幾多のマラソンで経験してきた花田氏だからこそ、厳しい意見を出せた。

大阪マラソンは昨年、コースが変更され、折り返しが5回から3回に。今回のアクシデントは最後の折り返し点だった。さらに記録を狙えるコースになっており、この日も実際に、より記録が狙えるペースで進んでいた。

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