【東京マラソン】どうなる世界陸上男子代表? 吉田は決定的、小山は標準未突破…総合的判断へ

吉田祐也(2024年12月1日撮影)

<陸上:東京マラソン>◇3月2日◇東京都庁~東京駅前・行幸通り(42・195キロ)

男子は市山翼(サンベルクス)が日本人トップの2時間6分00秒で10位となった。井上大仁(三菱重工)が2時間6分14秒で日本人2位、浦野雄平(富士通)が2時間6分23秒で同3位だった。

今大会は日本記録を上回るペースでレースが進んだが、高温も影響もあってか、軒並み30キロ前後で失速。日本歴代2位の自己記録を保持する池田耀平(花王)は2時間6分48秒、パリ五輪6位入賞の赤崎暁(九電工)は2時間7分48秒だった。

今大会は9月の世界選手権東京大会の最終選考レースを兼ねていた。日本の出場枠は最大3。23年4月~25年3月で3大会以上に出場し、そのうち2大会の記録と順位を基に日本陸連が算出したポイントで1位となった上で、23年11月5日~25年5月4日の期間内に参加標準記録(2時間6分30秒)を突破するか世界ランクで資格を得れば内定(暫定トップは小山直城)となる。その他の代表は、指定の選考競技会の標準突破者から日本陸連によって総合的に判断される。

現時点の選考状況を整理すると、昨年12月の福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒をマークした吉田祐也(GMOインターネットグループ)は代表入りが決定的。小山は参加標準記録を突破していないが、世界ランキング次第で代表入りとなる。

2月の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録の2時間5分39秒をマークした近藤亮太(三菱重工)、同大会で日本歴代7位の2時間5分58秒をマークした細谷恭平(黒崎播磨)らも候補。市山も高温となった気象条件の中で好タイムを残し、代表入りの可能性がある。

実績のある池田と赤崎は、指定の選考競技会で参加標準記録を突破できていないため、代表入りが絶望的となった。