【陸上】大石凌功、10秒19で混戦の男子100m優勝「自信になる」/日本学生個人選手権

日本学生個人選手権 男子100メートルで優勝した大石(撮影・藤塚大輔)

<陸上:日本学生個人選手権>◇26日◇第2日◇神奈川・レモンガススタジアム平塚◇男子100メートル決勝

大石凌功(りく、東洋大)が10秒19(追い風0・8メートル)で初優勝した。

自己ベスト10秒02で同大の1学年先輩の柳田大輝が欠場した中、中盤以降で前へ。2位の灰玉平侑吾に0秒05差で競り勝った。「(柳田が)いないからこそ、勝たないといけない場面だった。1位と2位では雲泥の差。勝ち切れて自信になる」と手応えを示した。

悔しさを成長の糧にした。昨年9月の日本学生対校選手権(日本インカレ)400メートルリレー。大石はアンカーの4走を務めたが、優勝した早大と0秒02差で競り負けた。その日からスマートフォンのロック画面を負けた時の写真へ。自室の部屋にはゼッケンを貼った。

「絶対見返してやるという気持ちでやってきた」

その思いがこの日の結果に結びつき、「成果が出てうれしい」と喜んだ。

今季の記録面での目標は、自身初の10秒0台突入。「走りには課題がある。もうちょっとトレーニングが必要」と気を引き締めた。 3位以降は西岡尚輝(筑波大)が10秒28、守祐陽(大東文化大)が10秒30、愛宕頼(東海大)が10秒32で続いた。