陸上男子200メートルで9月の世界選手権東京大会(13~21日、国立競技場)に内定している鵜澤飛羽(とわ、22=JAL)が、目標とする同種目日本人3人目の決勝進出への手応えを示した。
29日、拠点とする茨城・つくば市の筑波大陸上競技場で練習公開。ハードルなどを用いたトレーニングから、最後は強度を上げて直線を走った。03年銅メダルの末續慎吾、17年7位のサニブラウン・ハキームに続く決勝へ「80~120(メートル)ぐらいで先頭に立てば、ワンチャンあると思う。去年(24年パリ五輪)や一昨年(23年ブダペスト大会)は上振れしたら決勝にいけるレベルでしたが、今年は今の状態を出せればいける。去年や一昨年より明らかに確率があると思っています」と自信をのぞかせた。
社会人1年目となった今季は、好記録を連発。従来の自己ベストは23年の20秒23だったが、5月3日の静岡国際決勝で20秒13とタイムを縮め、その後も20秒1台を3度マーク。自己ベストも20秒11まで伸ばした。
末續が03年に樹立した日本記録(20秒03)にもあと0秒08と迫っており、22年ぶりの記録更新に期待がかかる。夢の19秒台も視野に入る中で「なるようにしかならない。あまり考えていないですし、出たら出たで『良かった』というだけです。東京の世界陸上が終わったからといって、自分の走りが終わるわけではない。それ以降のこともあるので、今、自分ができることを最大限に発揮するために、どうすればいいかということしか(頭に)ないです」と見据えた。【松本航】