日本陸連は2日、同13日開幕の陸上世界選手権(国立競技場)の代表選手80人を発表した。
男子100メートルでは、8月に自身2度目の9秒台となる9秒99をマークした桐生祥秀(日本生命)が19年ドーハ大会以来、3大会ぶりの代表入りとなった。サニブラウン・ハキーム(東レ)は6大会連続の選出。守祐陽(大東大)は初の代表選出となった。
女子800メートルでは、日本記録保持者で17歳の久保凛(東大阪大敬愛高3年)が初選出。7月の日本選手権では参加標準記録(1分59秒00)に0秒52と迫る自己ベストで2連覇を達成し、世界ランキングで参加資格を得た。高校生の女子個人種目では、07年大阪大会1万メートルの絹川愛以来、18年ぶりの代表入りとなる。
混合1600メートルリレーでは、男子100メートルU18世界記録保持者(10秒00)で16歳の清水空跳(そらと、石川・星稜高2年)、自己ベスト10秒00の柳田大輝(東洋大)が名を連ねた。会見に出席した日本陸連の山崎一彦強化委員長は「混合1600メートルリレーでエントリーしているが、(男子)400メートルリレー代表で選考している。他種目から出走できるので入れている」と説明しており、400メートルリレーでの出場が濃厚。清水は今大会の日本代表で最年少となる。
その他にも、混合1600メートルリレーでは女子短距離の青木アリエ(日体大)が初選出。8月下旬に今年の日本選手権男子400メートル決勝の結果が失格から優勝に訂正となった佐藤風雅(ミズノ)も、3大会連続の代表入りとなった。
やり投げで日本女子初の連覇がかかる北口榛花、男子110メートル障害で8月に今季世界2位のタイム(12秒92)をマークした村竹ラシッド(ともにJAL)、女子1500、5000メートルの2種目に臨む田中希実(ニューバランス)らは、すでに代表入りが決まっている。
東京での世界選手権は、91年大会以来34年ぶり。日本開催は07年大阪大会以来、18年ぶりとなる。13日に開幕し、21日まで行われる。【藤塚大輔】