【陸上】失格→優勝の佐藤風雅、世陸400m代表入り 日本選手権結果訂正で圏外から滑り込み

佐藤風雅(2025年7月撮影)

日本陸連は2日、同13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)の代表選手80人を発表した。男子400メートルでは、日本選手権決勝の結果が失格から優勝に訂正となった佐藤風雅(29=ミズノ)が3大会連続の代表入りとなった。

佐藤は7月の日本選手権決勝に出場した際、300メートル付近でレーン内側に侵入したため失格と判定されたが、所属先のミズノが陸連事務局に抗議。その結果、大会主催者側に競技規則の解釈に誤りがあったとして、8月25日に失格の取り消しが発表されていた。

400メートルは数年前にルールが変更となり、レーンを1度でも踏み越えたり、複数回踏んだりした場合は失格となる。陸連側は佐藤の足先がレーンを越える映像をもとに失格と判定したが、ミズノ側の抗議を受け、上訴審判員(ジュリー)によって再審議を実施。一時的に足先がレーンを踏み越えても、かかとがかかっている場合は失格にならないとし、判定が覆った。

結果訂正前の時点での世界ランキングは出場圏外の50位だったが、判定が覆ったことで日本選手権の結果もランキングに反映。同48位以内の出場圏内に浮上し、世界切符を手にした。