陸上女子100メートル障害(ハードル)で世界選手権代表の田中佑美(26=富士通)が、13日までに自身のインスタグラムを更新。
23年ブダペスト大会、24年パリオリンピック(五輪)につづく世界舞台を前に、思いをつづった。
田中は「試合前のSNS投稿はあんまり得意じゃないけど(緊張するから)伝えたいことを先に伝えといた方が、生き様ならぬ走り様を共有できるんじゃなかろうかと思い、現代版の筆をとります」とはじめ、これまでの歩みを告白。
「日本選手権決勝の朝から足に痛みが出てはや2カ月。きっと誰よりも複雑な気持ちで熾烈な代表争いを観ていました。決めるとこ決めてくるカッケー人に、日本を明るくするママさん。手を骨折しながら人生かけて走ってる姉さん。その他もたくさんの記録ラッシュと、歩くだけで痛む自分の足。風邪引くくらいギャップがありました」と代表争いを振り返り「せっかく自国開催の世界選手権。絶対出たいのは間違いないはずなのに、こんな状態で本当に出たいんだろうか。出ていいんだろうか。出られたとして、自分に何ができて何がしたいんだろうか。悶々としながらも、気持ちが負けたら終わっちゃう気がして、やれることを一つ一つ潰してきました」と複雑な気持ちを抱えながらも、目の前の練習に取り組んできたという。
その世界選手権は、きょう13日に開幕した。「なんとかかんとか本当にたくさんのプロフェッショナルに支えられてスタート地点に立てそうです。そんな状況なのによく頑張ったなと言ってもらいたいわけではなくて笑 立派な競技場で日の丸なんかつけてかっこいい風にしてもらってるけど、私のことは『すごい!』じゃなくて、『一緒に頑張ろう』と思ってもらえるのが一番嬉しいです。ままならんことも多いですが、その時々の全力を携えて少しずつやっていきましょう。やることがわからず、立ち止まっている時が1番不安なものです」とファンへメッセージを送り「取り急ぎ、私はいっちょチャレンジしてきます。見守っていてください!」と締めくくった。
この投稿に、ファンやフォロワーからは「頑張った人にはどんな感情も味方になってくれる」「みんながついてますっ」「今しか出来ない事思い切りぶつけて下さい!」など、多数の応援コメントが寄せられた。
女子100メートル障害予選は第2日の14日、準決勝と決勝は15日に行われる。