【世界陸上】酷暑も影響か…金メダリスト苦悶「今までで一番きついレース」男子35キロ競歩

男子35キロ競歩決勝でゴールし疲労困憊(こんぱい)で倒れ込んだ川野(右)に手を差し出す勝木(撮影・足立雅史)

<陸上:世界選手権>◇第1日◇13日◇東京・国立競技場発着(明治神宮外苑周回コース)◇男子35キロ競歩

オープニングレースでアクシデントが続出した。

暑熱対策で当初予定されていた午前8時スタートから、30分繰り上げて同7時半に号砲が鳴ったレース。金メダルを獲得したエバン・ダンフィー(カナダ)は33キロ過ぎに左太もも裏をおさえ、影響が心配された。

それでも歩きをやめず、最後はカナダ国旗を持ってフィニッシュ。2時間28分22秒で初めての金メダルを獲得し「今まで経験した中で一番きついレースでした」と振り返った。

3大会連続メダルを目指した川野将虎(26=旭化成)も、先頭争いをしていた27キロ過ぎ、胸に手を当てて苦しむ様子を見せた。そこからは再びメダルを目指したが、終盤はスピードが落ちて18位に沈んだ。レース後はふらついて倒れ込み、関係者のケアを受けた。

元来、肉体的な負担の大きい35キロ競歩。そこに酷暑の影響もあってか、順位変動の激しいレースとなった。

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