<陸上:世界選手権>◇第1日◇13日◇東京・国立競技場◇男子3000メートル障害予選3組
男子3000メートル障害でアクシデントが発生した。
先頭集団の中にいた、ダニエル・アルセ(スペイン)が、残り3周を前にした直線で障害を乗り越えるためにジャンプ。
しかし足をひっかけて、激しく転倒した。
立ち上がって走り始めたが、足をひきずり、苦しげな表情。
何とか50メートル近く走ったが、フィニッシュラインを超えたあたりで倒れ込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべて、動けなくなった。
アルセは、頭をかかえたまま、継続しているレースを恨めしげに眺めた。
動けなくなった姿に、大会スタッフが車いすを用意。アルセを抱え上げて車いすに乗せた。
アルセは左手で額に当てたまま、悲しげな表情でトラックを後にした。
激しいポジション、多くの障害を飛び越えるなど、体力の消耗が激しい3000メートル障害ならではのシーン。
車いすで退場する際は、観客から温かい拍手が送られた。