<第102回箱根駅伝予選会>◇18日◇東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園◇ハーフマラソン(21・0975キロ)
東大の秋吉拓真(4年)が1時間2分12秒で日本人5位の個人総合12位に入り、2年連続でオープン参加の関東学生連合チームでの箱根駅伝出場を確実にした。留学生のトップ集団に続く第2集団を前半から先頭で引っ張り、後半も粘り強い走りで抜いた。
「日本人の第2集団が少しペースが上がり切らなかったので、後半に急にペースを上げるより、自分のリズムを意識した。その結果、集団を引っ張る形になった。課題の後半の粘る走りもある程度できた。目標は10以内だったが、いい流れで走れた」とレース後は満足げだった。
今年の箱根駅伝は関東学生連合チームで8区7位相当のタイムで走った。「1回以上出場経験のある選手はメンバーから除外」という規定があったため「最初で最後のつもりで走りました」と秋吉。ところが6月にルールが変更された。
これまでチーム編成は落選校から各校1人、予選会個人順位上位16人で「1回以上出走経験者は除外」とされていたが、変更後は落選校上位10校(総合11~20位)に1枠ずつ与えて各校内で選出された選手と、予選会総合21位以下で個人順位上位6人(各校1人)で「2回以上出場経験は除外」となった。秋吉は「幸運だと思った。モチベーションが上がった。(来年も関東学生連合の)メンバーには多分入れる」と自信をのぞかせた。
兵庫・六甲学院高出身で、1500メートル~ハーフマラソンまで4種目で東大記録を持つエースだが、関東学生連合メンバー入りには予選会でチームの10人が規定時間内にゴールすることも条件だった。「故障者も出てで人数をそろえることも苦戦したけど、1、2年生が参加標準記録を切って出場してくれて、いいタイムで帰ってきてくれた」とチームメートへの感謝の気持ちも口にした。
卒業後は東大大学院に進み、さらに実業団のMABPに所属して走り続ける。「最後に箱根でやるべきことができた。卒業するまでに1つでも高いところ、区間賞相当を目指したい」と力強かった。【首藤正徳】
箱根駅伝予選会11~20位 <11>法大<12>明大<13>専大<14>日本薬科大<15>駿河台大<16>筑波大<17>拓大<18>芝浦工大<19>国士大<20>上武大
21位以下上位6人(各校1人)<1>秋吉拓真(東大4年=個人総合12位)<2>佐野颯人(武蔵野学院大3年=同51位)<3>高橋歩夢(明治学院大3年=同72位)<4>光安航希(亜細亜大4年=同91位)<5>本多健亮(東大大学院=同111位)<6>相川正樹(平成国際大4年=同114位)※留学生はのぞく。