【陸上】青学大出身の黒田朝日がGMO入社式参加「感動を届けられる選手に」

GMOインターネットグループの入社式に参加した黒田(撮影・泉光太郎)

1月の箱根駅伝で山登り5区区間新記録で「シン・山の神」となった青学大出身の黒田朝日(22)が1日、東京都内で開かれた陸上男子実業団のGMOインターネットグループの合同入社式に出席した。

3月に卒業したばかりの同グループ10社の新入社員81人の一員として社名の入ったTシャツに黒色のジャケットを着て臨んだ。熊谷正寿社長から「人は指示で動くものではなく、自ら考えて動くもの」と訓示を受けた。

インターネット業界をけん引するトップ経営者の言葉に黒田は「『変化に対応できる人間を』と言われて、いかに自分が今まで何も考えずに生きてきたのかを実感させられた。時代の波に乗り遅れないように、自分もまだまだ知識であったり、スキルを身につけないといけない」と新社会人の自覚が芽生えていた。

箱根路では山登り初挑戦ながら驚異的な快走で大逆転して往路優勝。史上初の同一チーム2度目の3連覇の原動力となった。2月の別府大分毎日マラソンでは日本人2位の3位に入った。

世界選手権東京大会マラソン代表の吉田祐也や太田蒼生ら青学大OBが多数在籍のGMOも今年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で初優勝した。

入社前、同社「EKIDENダイレクター」を務める青学大の原監督からは「これからは安泰だね」と祝福されたという。

黒田は今後、母校を拠点に原監督とともにマラソンでの28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)代表入りを目指しながら、来年のニューイヤー連覇も見据える。

「今日でついに社会人になったので、心新たに競技も社業もしっかり頑張っていきたい。感動を届けられる選手を目指してやっていきたい」と抱負を口にした。