【陸上】出るか「かめはめ波」ノア・ライルズ「皆さん、楽しみに」世界最強の男が熱狂起こす

国内外のトップ選手が集う「セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2026東京」(日刊スポーツホールディングスほか共催)が17日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で開催される。16日は前日会見を実施。24年パリ五輪男子100メートル金メダルのノア・ライルズ(28=米国)が意気込みを語った。昨秋に日本を沸かせた「世界最強の男」が再び国立のトラックを駆ける。

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ライルズが、思い出の国立でスタートを切る。

昨年9月の世界選手権東京大会では100メートル銅メダルに加え、200メートル4連覇、400メートルリレー金を達成。大観衆を釘付けにした。

「去年は楽しかったの一言に尽きる。(21年東京五輪200メートル銅の)雪辱を果たす大会にもなった」。

表彰台では人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の必殺技「かめはめ波」のパフォーマンスも披露し、注目を浴びた。日本アニメの大ファンであることもアピールし、「やりたかったことができた1年」とも振り返った。

4月の200メートルでは19秒91をマーク。今季の100メートル初戦の舞台に選んだのは、縁のある国立だった。

今季のテーマは「楽しむ」。前日練習では上半身裸で日なたのバックストレートを走り、スタート練習で状態を確認。「練習も良い感じ。走れば走るほどパフォーマンスが上がると思っている」。仕上がりの良さを強調した。

約8カ月ぶりの来日でレース後にはご褒美が待っているという。「月曜日にはショッピングの時間を計画している」。好きという人気ゲーム「ポケモン」の本社がある都内で観光を楽しむ予定だ。

今大会、世界最強の男には日本記録保持者・山縣亮太や昨年の日本選手権覇者・桐生祥秀ら日本勢スプリンターが挑む。「皆さん、楽しみに待っていてください」とライルズ。再び、熱狂の渦に巻き込む。