<陸上:日本選手権>◇12日◇第1日◇愛知・パロマ瑞穂スタジアム◇女子5000メートル
山本有真(26=積水化学)が自身初の14分台となる14分59秒89をマークし、初優勝を果たした。
日本記録保持者の田中希実(26=豊田自動織機)をラストスパートで逆転した。9月の名古屋アジア大会代表に内定し「まさか14分台が出るとは。優勝は目指していたが、信じられない。夢のようです」と喜んだ。
愛知県出身で地元・名城大を卒業。「2位以内を狙っていたので、後ろに追いつかれないように必死だった。ラスト100mで先頭の背中が見えて『行ってみるか』と。地元の声援に背中を押された」と感謝した。
23年から3年連続で世界大会に出場も、いずれも予選敗退。「私は何度も代表にならせてもらった。正直、納得のいかない走りで、自分が日本代表でいいのかと悩んだ時期もあった」。その中で田中に競り勝ち「日本代表として、堂々と走れるなとすがすがしい気持ちがある」と自信を深めた。