【陸上】北口榛花は復活Vも慢心なし「この記録では世界と戦えない」アジア大会も内定

第110回日本陸上競技選手権大会 第1日 女子やり投げ決勝 力投する北口榛花(撮影・宮地輝)

<陸上:日本選手権>◇12日◇第1日◇愛知・パロマ瑞穂スタジアム◇女子やり投げ決勝

24年パリ・オリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(27=JAL)が、今季自己最高の62メートル86で2年ぶり5度目の優勝を果たした。9月のアジア大会代表に内定した。

昨季は右ひじ痛の影響により、世界選手権東京大会も予選敗退。今季から五輪3度優勝の男子世界記録保持者・ゼレズニー氏に師事する中、復活の日本一に輝いた。「ケガの後のシーズン。いろいろなことが難しくて、その中で新しいコーチに師事して、このまま60メートルを投げるのに必死になっちゃうのかなと心配したけど『60メートルは簡単な記録』と思って臨めたのが良かった」と振り返った。

一方で自身の日本記録(67メートル38)とは差がある結果に、慢心はない。「この記録では世界と戦えない。3回目までに記録を出せるようにしている。65メートルに早く戻れるように頑張りたい」と決意を新たにした。

今季初戦となった5月のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)では60メートル36で5位。2戦目の世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)アモイ大会も60メートル08の7位にとどまっていたが、日本一決定戦で地力を示した。