<陸上:日本選手権>◇13日◇第2日◇愛知・パロマ瑞穂スタジアム◇女子1500メートル予選2組
ドルーリー朱瑛里(18=岡山陸協)が予選敗退となった。4分20秒54で組11着。決勝進出ラインの組上位6着以内に届かなかった。
ドルーリーはカナダ人の父と日本人の母を持つ18歳。中学3年生だった23年1月に全国都道府県対抗駅伝で17人抜きの驚異的な走りを披露し、陸上界のニューヒロインとして注目を浴びた。津山高2年時の24年にはU20アジア選手権1500メートルで金メダルを獲得し、同日本選手権でも7位入賞。25年11月にワシントン大への進学を発表し、今年9月から留学を予定している。
「ラストで勝ちきれるだけの準備ができていなかった」と涙声で振り返った。レース前には貧血の症状があったことも明かした。しかし、「数値だけで自分を判断するのではなく揺るがいない地盤だったり、そういったものをもって今回のレースを迎えていた」と話した。
12日の5000メートル決勝で2位だった田中希実(26=豊田自動織機)は1周目途中から独走。4分06秒43で2着の道下美槻に9秒以上の差をつけ、9月のアジア大会の派遣設定記録(4分7秒68)を上回った。14日の決勝では7連覇がかかる。
偉大な先輩ランナーの背中を追いかけるドルーリーは「ずっと憧れていた選手の1人。日本の中長距離界を引っ張ってきている。私もそういった存在になれるようにしっかりと自分の弱点を強化して、もう一段階強くなった自分で帰って来られるように頑張りたい」と再出発を誓った。