【陸上】リレー侍が400mリレー38秒66の3着、今季ベスト届かずも表彰台/DLロンドン

男子400メートルリレー日本代表の左から小室、小池、多田、桐生(2026年7月)

<陸上:ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦>◇18日日◇英ロンドン◇男子400メートルリレー

来年9月の世界選手権北京大会出場を目指す「リレー侍」こと日本は、第7レーンで38秒66の3着だった。38秒01のシーズンベスト更新に0秒65及ばなかった。トップはすでに世界選手権出場を決めている英国の37秒95。

日本は第1走者から順に日本選手権100メートル覇者の多田修平(30=住友電工)、小室歩久斗(20=中大)、桐生祥秀(30=日本生命)、小池祐貴(31=住友電工)を配置した。

今大会から明言していたのは、上から次走者の手にバトンを渡す「オーバーハンドパス」の試験的導入。6位だった2000年シドニー・オリンピック(五輪)以来、26年ぶりの再導入となった。

01年に導入し、五輪では08年北京、16年リオデジャネイロで銀メダルをもたらした得意技アンダーハンドパスを封印した。

11日の公開練習では小、中学校でも使う一般的なオーバーハンドでバトンパス練習を繰り返していた。

19年世界選手権の銅以降、メダルから遠ざかる中で25年ぶりの改革となった。

今回の決断について「方向転換ではなく、あくまでも探り」と話したのは、日本陸連強化委員会の短距離担当・信岡沙希重ヘッドコーチ。「近年のオーバーハンドのデータが少ない。アンダーがベストである根拠や日本にしかできないバトンパスを探りたい」と説明していた。

9月の愛知・名古屋アジア大会を含め、2年後に迫る28年ロサンゼルス五輪に向けたデータ収集の一環でもある。

日本は5月の世界リレーで上位12カ国に入れず、来秋の世界選手権の出場権を逃した。

残りの出場枠は4。来年8月22日までの記録有効期間内で落選国の中で記録上位4番以内に入る必要がある。