陸上のU20(20歳未満)世界選手権オレゴン大会の日本代表が11日、千葉・成田空港に帰国した。
女子800メートル日本記録保持者で、2大会連続入賞の5位となった久保凛(18=積水化学)が、9月の愛知・名古屋アジア大会での巻き返しを誓った。
ラストの直線で1人抜く見せ場もあり、前回6位よりワンランクアップ。「1歩1歩ですごく自分の弱さを感じるレースになった。今回のレースをしっかり忘れることなく、次のアジア大会につなげていけるようにどんどん成長できる選手になっていきたい」と振り返った。
6月の日本選手権では3連覇を達成。強気で世界一を狙ったが、メダルにも届かなかった。
「優勝が1番の目標だった。入賞までできたことはよかったんですけど、全然うれしくなくて。1番高いところを目指していたので、すごく悔しい気持ちでいっぱい」と唇をかんだ。
今回は約1カ月前から開催地の米国で合宿し、日本代表チームとは現地合流していた。「長くいたからこそ、試合にも1番万全な状態で臨めたのは確か」と仕上がりの良さを口にする。
しかし、全体トップ通過となった予選後に右脚に違和感を覚えたという。
「準決勝も走るか、走らないかぐらいだった。そこまで痛いわけじゃないんですけど」。アジア大会金を見据えて欠場の選択肢もありながら強行出場していたことを明かした。
今後のアジア大会までの調整レースは未定としており、「脚を万全の状態に戻して、そこから合宿もある。しっかり練習を積んだ形で頑張っていけたら」。再出発を誓った。【泉光太郎】