<陸上:日本学生対校選手権(日本インカレ)>◇第1日◇5日◇神奈川・日産スタジアム◇男子5000メートル競歩決勝
独歩を続けていた日本記録(17分59秒32)保持者の金子陸(国士舘大4年)が、まさかの失格に終わった。両足着地とひざの曲がりを異なる3人以上の審判から指摘され、歩型違反をとられた。
18分14秒60の2番手でゴールした中島佑之(山梨学院大)が繰り上げ優勝となった。
金子は、4月の東学大競歩競技会で24年パリ・オリンピック(五輪)男子20キロ競歩代表の浜西諒の記録を17秒65更新。世界歴代2位の好記録を打ち立てた。
今大会、暑熱対策の一環として距離を短縮して行われた5000メートルでは初優勝を狙っていたが、思わぬかたちで幕を閉じた。
残り1周までは1回目の違反を認識していた金子だったが、レース後の結果に「この大会に向けて合わせてきたが、今回はうまくかみ合わなかった。ちょっと惜しい結果になってしまった。自分の力のなさ、弱さがこのような結果になってしまった」と肩を落としていた。
さらには「自分の得意な距離。今まで学生の全国大会で優勝がなかったので、最後のインカレで勝ち切りたいと思っていた」と今大会への思いも吐露した。
卒業後は競技継続の方針を明かしたが、「所属は決まっていない」。
今後はハーフマラソン競歩への挑戦を掲げ、「まだまだ体力的にも厳しいというところがあると思うが、まずは21キロのハーフで記録をしっかり残していきたい」とも話した。